2015年05月16日

『ロミオとロミオは永遠に』(ネタバレ含みます)

恩田陸さんの長編作です
上下段483ページ一気に読めました

スターウォーズっぽい表紙は読了前後では印象がかなり違います

書棚からランダムに選んだのですが、前記事の『上と外』と同じく、こちらもサバイバルで色々タイムリー
初版は2002年ですね
キーワードは『(大)東京オリンピック』『環境汚染』『世界と日本』『サブカルチャー』などなど

あらすじは
近未来。酷い環境汚染に溢れた地球から、人々は脱出。
しかし、日本人のみが地球に取り残され、ひたすら汚染物質を除去する日々
そんな世界から抜け出す方法があった
『大東京学園』に入学し、卒業総代になる事
しかし、輝かしい場所と思われていたその学園の実態は……

という所ですかね?

おそらく作者の恩田さんは『大脱走』と『20世紀』を描きたかったと推測されますので、細かい事は置いといて楽しめる一冊なのではないかなという印象でした

ちょいちょい20世紀の固有名詞が出てきます(フィクションです)
ディ●ニーランドはこの扱いでいいんだろかwと心配にはなりますが、フィクションフィクション
遊園地の地下で偽札作りしてたビバリーヒルズコップを連想しました

爆発するリュックを背負ったら、やはり「聞いてないよー!」と言わせて欲しかったです

ゴ●ラ、キ●ィ、ミ●キーらの大乱闘は見応えあり?この混沌場面好きです

ラストはタイムトリップ?それならややご都合的かなあとも思いましたが、それはまあそれで。彼らや地球のその後を色々想像したり出来ますね

戸籍とかどうするんだろ?→まあなんとかするのかなー?あの二人がいたら……
アキラは格闘技で名を馳せれば、他の仲間とも会いやすいのかなー?
彼らはああ言っていたけれど、ちょっとはマシな未来の地球になったりするのかな?とりあえず子孫は新地球へ移れるように取り計らう事は出来そう
この手の作品て主人公達が「もうあんな未来にはしないぞ!」となるのがパターンかなと思うけど、正直でいいなと思いました
実際環境汚染、未来の食料事情と連呼されながら、現状は……だし
この近未来に生まれたアキラ達に無駄な消費すんなよとは言えない
でも貧乏性はなかなか抜けないとも言いますよねw

校長はこんな風に少しずつ脱走者が増える事で未来を変えようとしている……?
洗濯機にかけた後に着替えさせてたけど、汚染物質の除去も兼ねてるなら順番逆だよなあ

まだ今作が出た頃はGPSは無かったんですかね?
あれば色々と話が立ち行かなくなりそうなので、無くていいんですが
衛星は国連の管理下で日本は使えないとかにしたら大丈夫かな?

旧地球の皆さんはどうなっていくんでしょうね?
しばらくしたら沈静化して似たような日常が始まるのか
タダノはやっぱり生きてるのかなあ?

フィクションとファンタジーを楽しみつつ、実際の過去と未来にも思い馳せられる一冊でした


結局明らかにされなかったタイトルですけれど
『ロミオ』といえば「どうしてあなたはロミオなの?」→少年達は永遠に自己の存在を問い続ける
みたいな感じかなあ?

ロミオとジュリエットも逃走物語と考えると死や報われない逃走とも受け取れるのかなあ?

マトリックスオチだとすると、滝の先で回収され、巨大コンピューターに繋がれ永遠に20世紀を繰り返す脱走者達?
それなら『成仏』や『ヴァーチャル』と繋がるけど。うーん。なんか嫌だなあ
ホラーなラストならアリそうですね

しかし、校長が善人と仮定してシゲルに「未来を拓け」と言ったからには、ヴァーチャル内に未来はありえないし
キ●ィらも具現化してたし、きっと時空の歪みも生み出されてて、タイムトリップか、パラレルワールドへの逃走だと思っておきますw

実は巨大キャラクターが頻繁に暴れ回る世界だったりしてw
読む時のおすすめ
posted by ぴーと at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月13日

『上と外』(ネタバレ含みます)

恩田陸さん作の長編です

上下段P510、サクッと読めました

最初の文庫版(全6巻)発行が2000年なので、15年前の作品なんですが、色々とタイムリーな内容です
たくさんあった恩田さんのコーナーからなんとなく選んだ一冊だったのですが
読んでみてちょうど今読みどきかもと思ってしまいました

『家族』『中南米』『海外邦人』『ものづくり』『情報選別』『人種』『火山、地震』『サバイバル』etcと今を思わせるキーワードが

あらすじは
やや複雑な4人家族が、クーデターの煽りを受けてジャングルで解散
親は拉致られ、子供たちはサバイバル
謎の部族も出てきてさてどうする?
という感じでしょうか

教訓的には
《備えあれば憂いなし》
《人脈は大事です》
ですかね、やはり
塩昆布つよい

終盤のあのシーンを読者の想像に委ねたのは何故なんでしょうかねー?
結構重要な所だと思うんですが
ん?ページ足りなかったん?と思ってしまいましたw
脳内補完で数パターン想像しておきます
posted by ぴーと at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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